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9月, 2015年

【展示】「そこから造る未来」星野富弘と清田いさお 展(終了)

DATE:2015-09-14

ご あ い さ つ

 当美術館は、群馬県みどり市立富弘美術館の姉妹館として開館し、以来満9年を迎えました。開館10周年を前に、「そこから造る未来 ~星野富弘と清田いさお~展」を開催します。

星野富弘さんは、教師となってわずか2か月後24歳のとき、頚椎を損傷し寝たきりとなりました。しかし、その2年後には絵や文字を書き始め、多くの激励、人知れぬ努力、研さんを重ね熟練の域に達します。「器械体操も最初は易しい技を何百何千回と重ねていく中で、難しい技が出来るようになる。時間はたっぷりある。それと同じじゃないか」と言って挑戦し続け、『詩画』というジャンルを確立したのです。

一方、清田いさおさんは50歳のとき右半身が不随となりました。直後は障がいを負った体を、「どうしてか分からないが、恥ずかしく思った」そうです。しかし、「障がい者となることは恥ずかしいことなのか」と自問自答され、外へと一歩踏み出されます。積極的に人と交わること、何でもやってみることなど、挑戦し前向きに生きることの大切さを知ります。そして富弘さん同様時間はたっぷりあると、2年後にはリハビリを兼ねて絵や文字を書き始め心の叫びを表現しています。不遇の身体になって、富弘さんの詩画と出会い、自らを重ね合わせながら独創的な作品づくりに挑戦し続けています。

怪我や病気によるマイナスが、それぞれのスタートライン。まさに「そこから造る未来」日々努力を積み重ね、明るい展望を切り開いています。マイナスをプラスへ転じ、力強く生きるお二人の作品展です。

この機会に多くの方々にご高覧いただけたら誠に幸いです。

平成27年9月15日

熊本県芦北町長 竹 﨑 一 成

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